iPhoneアプリ開発環境を整えるで作成したプロジェクトに次のicon.pngを追加し、Helloクラスを修正してicon.pngのイメージを表示します。
画像ファイルの追加方法
まず、画像ファイルをXcode4のプロジェクトに追加します。追加方法は、まずナビゲータエリア(下図の左側のエリア)に画像ファイルをドラッグ&ドロップします。すると[Choose options for adding these files:]の画面が現れるので、[Copy items into destination into destination group's folder]にチェックを入れて[Finish]ボタンを押下します。このチェックは画像ファイルをプロジェクトフォルダへコピーするというオプションです。
画像描画プログラム
次のようにHello.hとHello.mを修正しました。
Hello.h
#import <UIKit/UIKit.h> @interface Hello : UIView { UIImage* _image; } @end
Hello.m
#import "Hello.h" #import "Information.h" @implementation Hello - (id)initWithFrame:(CGRect)frame { self = [super initWithFrame:frame]; if (self) { self.backgroundColor=[UIColor colorWithRed:1.0 green:1.0 blue:1.0 alpha:1.0]; _image=[[UIImage imageNamed:@"icon.png"] retain]; } return self; } - (void)drawRect:(CGRect)rect { [_image drawAtPoint:CGPointMake(0, 0)]; } - (void)dealloc { [_image release]; [super dealloc]; } @end
画像ファイルはUIImageクラスのimageNamedメソッドを利用します。イメージの描画はdrawAtPointを利用します。そして、deallocのタイミングでイメージのreleaseを忘れずに行います。
実行結果
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