無料のプロジェクトホスティングサービス - Project hosting services for free -

前回、Subversionの無料サービスをいくつか紹介しましたが、実のところ、Subversionは、それら無料サービスが提供する機能の1つとして、提供されています。つまり、前回紹介したサービスは、大枠としては、Subversionだけでなく、バグトラッキングシステムやメーリングリストなどソフトウェア開発プロジェクトに必要な機能を提供する、プロジェクトホスティングサービスでした。

今回は、オープンソースではないクローズドソースを扱えるプロジェクトホスティングサービスであるXP-Devとunfuddleについて、それぞれの無料アカウントの機能と、少し使ってみたなかで感じたところを紹介しようと思います。

Previously I introduced several Subversion services for free, in fact, Subversion is offered as one of features which the services offer. That is, the services previously introduced are project hosting services that offer not only Subversion but also bug tracking system, mailing list and so on such as features needed at software developing project. 

Today, I'd like to introduce the features for free account and my impressions of XP-Dev and Unfuddle that are project hosting services for closed source not only open source.

両者の無料アカウントの主な機能を以下に示します。個人的な感想から結論を先に言うと、広告表示がなくUIがマシな方を使いたいならunfuddle、広告表示が気にならず3人以上のユーザを扱いたいならXP-Devだと思います。ユーザ数を除けば、機能に大差はありません。

XP-Dev

• 容量 - 200MB
• ユーザ数 - 制限なし
• バージョン管理 - Subversion
• バグトラッキング - Trac or XP-Dev独自のシステム
• 良い点 - ユーザ数に制限がない。Tracが使える。
• 悪い点 - 広告が常に表示される。UIがイマイチ。

XP-Devのダッシュボード

Tracの画面

unfuddle

• 容量 - 200MB
• ユーザ数 - 2
• バージョン管理 - Subversion or Git
• バグトラッキング - unfuddle独自のシステム
• 良い点 - UIがわりと見やすい。
• 悪い点 - ユーザ数がたった2人。

unfuddleのダッシュボード

無料アカウントなので、有料アカウントに比べると機能がわりと制限されています。有料アカウントにすると、制限がなくなってきますが、クローズドソースにこだわらなければオープンソースプロジェクトホスティングサービス（日本語）（English）も検討するといいと思います。