2011年4月12日火曜日

adbを使用してみた(後編) - Using an adb (seccond part) -

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adbコマンドを利用すると、エミュレータやAndroid端末に、アプリケーションをインストール/アンインストールしたり、データを転送したりすることができます。

The adb commands can install/uninstall an application, transfer data to an emulator instance or Android device.

adbを使用してみた(前編)では、adbの概要と、デバイス状態の確認、adbサーバの起動停止コマンドについての使用結果をまとめました。今回は、デバイス操作に関わるコマンドの使用結果を主に報告します。


adb install <アプリケーションのパス>
アプリケーションをインストールします。アプリケーションがインストールされている状態でそのアプリケーションをadb installでインストールしようとすると"Failure [INSTALL_FAILED_ALREADY_EXIST]"と表示されました。また、デバイスが複数ある場合は、-sの後にemulator-<ポート番号>をタイプしたコマンドで特定のデバイスを指定できるようです。


adb uninstall <パッケージ名>
アプリケーションをアンインストールします。インストール時はapkを指定しますが、アンインストール時はなぜかパッケージ名を指定するようです。


adb shell
接続したデバイスのシェルを操作します。使用できるコマンドは/system/binにあるようです。


adb push <リモート> <ローカル>
クライアント(リモート)からデバイス(ローカル)へファイルを転送します。


adb pull <ローカル> <リモート>
デバイス(ローカル)からクライアント(リモートへファイル)へファイルを転送します。


adb logcat

エミュレータやデバイスのログを表示します。各ログリストの先頭には/という形式で識別子みたいなものがふられます。はログのレベルで、はログのメッセージの種類みたいなものみたいです。adb logcatの後ろにtag:priorityという形式でオプションを指定すると、フィルタすることができるようです。


adbを利用すると、デバイスの中身を操作できるので、やれることの視野が広がりそうです。

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