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2011年4月20日水曜日

monkeyによるストレステスト - Stress test by Monkey -

Monkeyとは、クリックやジェスチャといったランダムなイベントを発生させるプログラムです。開発したアプリのストレステストに役立ちそうです。

Monkey is a program that generates a pseudo-random event such as clicks and gestures. It seems to be useful for the stress test in developed application program.



コマンド
adb shell monkey [options] 
[options]にはテスト対象となるアクティビティ、ログ表示レベル、乱数の生起確率などが指定できます。にはイベント回数を指定します。


実行例
adb shell monkey -p sgl.example.counter -throttle 500 --pct-touch 60 -v 50

-pはパッケージを指定するオプションです。-p の後にパッケージを指定することで、そのパッケージ内のアクティビティをテスト対象とすることができます。

-vはログの冗長レベルを上げるオプションです。どうやらLevel 0からLevel 2までの3段階の表示レベルがあるようで、レベルが上がるほど詳細な情報を表示するようです。レベルを上げるには-vを続けて入力します(Level 2は-v -v -v)。

--throttleはイベント間の遅延時間を指定するオプションです。--throttle の後にミリ秒で時間を指定することで、イベント間隔がその時間通りになります。

--pct-touchはタッチイベントの割合を指定するオプションです。--pct-touch の後に0~100(%)を指定すると、その割合だけタッチイベントが行われます。他にもモーションイベントの割合(--pct-motion)や、ホームボタンの押下等のシステムに関するキーイベントの割合(--pct-syskeys)を指定できるオプションがあります。


実行結果


エミュレータ上のCounterアプリは、イベント回数が20回だと反応はしませんでしたが、回数を50回に増やすとボタンが押されました。


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