Android MarketへAndroidアプリを公開する手順をまとめました。
We described the procedure of releasing android application to Android Market.
目次
アプリケーションの登録準備
・アイコンの配置
・アプリケーション名の設定
・AndroidManifest.xmlの設定
-バージョン(versionCode、versionName)
-アイコンとラベル(icon、label)
-アプリケーションが動作する最小のAPI Level(minSdkVersion)
-機能宣言(uses-feature)
・署名
デベロッパーアカウントの登録
アプリケーションの登録
・2個以上のスクリーンショット
・高解像度アプリケーションアイコン
以下では、数独ソルバ(Sudoku Solver)を公開したときの手順を記述しています。
アプリケーションの登録準備
アイコンの配置
数独ソルバ公開時には、次の3つのフォルダを用意し、それらにそれぞれ()内のサイズのアイコン画像を配置しました。アイコン画像の名前は「icon.png」です。
/res/drawable-hdpi (72 x 72 px)
/res/drawable-ldpi (48 x 48 px)
/res/drawable-mdpi (36 x 36 px)
参考:アイコンを表示する
アプリケーション名の設定
/res/valuesのstrings.xmlファイルを作成し、resourcesタグ内に次のstringタグを配置しました。
<string name="app_name">Sudoku Solver</string>
AndroidManifest.xmlの設定
バージョン
manifestタグにはバージョンを指定する属性にandroid:versionCode(端末に表示されない整数値)とandroid:versionName(端末に表示される文字列)の2つがあります。それらを次のように設定しました。
android:versionCode="1"
android:versionName="1.0"
参考:バージョン情報を取得する
アイコンとラベル
applicationタグにandroid:icon(アイコン画像の名前)とandroid:label(アプリケーション名)を指定する属性があるので、それぞれ次の用に設定しました。
android:icon="@drawable/icon"
android:label="@string/app_name"
アプリケーションが動作する最小のAPI Level (任意)
manifestタグに次のタグを配置して、アプリケーションが動作する最小のAPI Levelを8と指定しました。
<uses-sdk android:minsdkversion="8">
数独ソルバはバージョン1でも動作すると思うのですが、Eclipseでandroid:minSdkVersionを7以下に設定とすると"Attribute minSdkVersion (7) is lower than the project target API level (8)"という警告が出たので、念のためバージョンを8としました。
機能宣言 (任意)
manifestタグに使用機能を宣言する次のタグを追加しました。タッチスクリーンを使用している場合は次のように指定します。
<uses-feature>android.hardware.touchscreen</uses-feature>
署名
署名を行う方法にはkeytoolとjarsignerを使う方法と、ADT Export Wizardを使う方法があるのですが、後者の方が簡単そうなのでそれを採用しました。以下はADT Export Wizardの使用メモです。
ADT Export Wizardによる署名手順
1.
[プロジェクト・エクスプローラ]から対象となるプロジェクトを右クリック→[Android ツール]→[Export Signed Application Package]
[Export Android Application]ウィンドウが起動し、[Keystore Selection]画面が表示される。
2.
[Create new keystore]にチェックを入れ、[ロケーション]に任意のフォルダを指定し、[パスワード]を入力→[実行]ボタンをクリック。
[Key Creation]画面が表示される。
3.
[エイリアス]に適当な名前を入力。
[パスワード]は2で入力したものと同じパスワードを入力。
[Validity]には25を入力。
[First and Last Name]、[組織単位]、[組織]、[City of Locality]、[State of Province]にそれぞれ適当な文字を入力。
[Country code]に日本を表す81を入力。
[Destination and key/certificate checks]画面が表示される。
4.
[Destination APK file]に2で入力したフォルダを指定し、プロジェクト名と同じ名前のapkファイルを指定→[完了]ボタンをクリック。(指定するフォルダは2で入力したフォルダでなくても良いと思います)
デベロッパーアカウントへの登録
次のページを参考にしました。
http://www.taosoftware.co.jp/android/market/market_start.html
アプリケーションの登録
次のページを参考にしました。
http://thinkit.co.jp/story/2011/01/27/1976?page=0,1
あらかじめapkファイル以外に用意しておくものとしては次のものがあります。
2個以上のスクリーンショット
320x480、480x800、480x854、1,280x800の24ビットPNGまたはJPEG形式の画像です。
参考:Android実機でHello Worldと画面キャプチャ
高解像度アプリケーションアイコン
幅512 x 高さ512の32ビットPNGまたはJPEG形式の画像です。
以上がAndroidアプリ公開の手順です。
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