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2011年12月29日木曜日

apt-cygのプロキシ設定

Cygwinをとりあえず使うまでの手順に補足です。使う人の環境によっては、apt-cygをとりあえず使うまでにプラスαの手順が必要になるので、紹介しておきます。この手順は、会社や学校などのネットワークでプロキシが設定されている場合への対処法です。

結論としては、wgetの設定ファイルである/etc/wgetrcにプロキシの設定を加えます。
おそらく、デフォルトの/etc/wgetrcには次のような記述がすでに含まれています。

# You can set the default proxies for Wget to use for http, https, and ftp.
# They will override the value in the environment.
#https_proxy = http://proxy.yoyodyne.com:18023/
#http_proxy = http://proxy.yoyodyne.com:18023/
#ftp_proxy = http://proxy.yoyodyne.com:18023/

このhttp_proxyやftp_proxyのコメントアウトをはずして、使用しているネットワーク環境のプロキシ設定に合わせたものに書き換えてください。プロキシの設定がどうなっているかわからない場合、まずはInternetExplorerのプロキシ設定を見てみてください。大抵はこれで解決します。

<InternetExplorerのプロキシ設定>
InternetExplorerを立ち上げる → 「ツール」 → 「インターネットオプション」 → 「接続」 → 「LANの設定」 → 「詳細設定」 をクリックする。

httpsやhttp、ftpのプロキシが設定されているはずです。これと同じ設定を、/etc/wgetrcにも設定してください。これにより、wgetがプロキシを通したネットワーク環境でも動作するようになり、apt-cygも使えるようになります。

参考ページ
プロキシ設定: Internet Explorer for Windows
proxy あれこれ

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